【「好き」を「お金」に変える心理学】好きなことを仕事にする方法3選!

「好き」を「お金」に変える心理学

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好きなことでお金が稼げたらなぁ・・・

こんなこと考えたことありませんか?
実は私自身そう感じています。(毎日です笑)

その悶々とした思いを解決するのは、今回ご紹介する【「好き」を「お金」に変える心理学】です。

実はこの本2022年8月に手に入れていたのですが、当時複数の本を並行して読んでいたこともあり、ずっと積読状態でした。
1年半の時を経て、再び「読みたい、知りたい。」という気持ちが高まってきたので、このモチベーションのチャンスを逃さないためにも一気に読んだという経緯です。

「なんでもっと早く読まなかったんだ・・・っ!」

と、今では後悔しています。笑
日常に活かせる知識・タメになる情報がたくさん書かれていたからです。

そんな知識・情報の一端を本日ご紹介させていただければと思います!

前振りが長くなってしまいました。それでは本題へ入りましょう。

【フロー状態に入る方法がわかる本】

集中する子たち

突然ですが、あなたはフロー状態という言葉をご存じですか?

フロー状態とは我を忘れて没頭した状態のことです。
没頭できるということは、恐らくその人にとって好きで得意なことですよね。
そんな理想的な状態を仕事にできたら、とても幸せなことだと思います。

この本にはそんなフロー状態に入る方法が惜しげもなく書かれているのです。

ということで、本記事の結論を先にお伝えすると、
フロー状態に入り、ポジティブな無限ループに入りましょう!
です。

【ポジティブな無限ループに入るための3つのポイント】

両手を広げる女性

ポジティブな無限ループとは、「仕事」「お金」「好きなこと」がぐるぐる回る無限ループのことです。

  • それができれば苦労しないよ!
  • どうすればその仕事が見つかるの?
  • どのように実現するん?

本書にはこのすべてが書いてあります。

ここではポジティブな無限ループに入るために、私自身が覚えておきたいと感じたポイントを紹介しますね。
ポイントは以下の3つです。

  • ①まず自分「フロー体験の8つの構成要素」
  • ②次に相手「人脈」
  • ③最後は「直感」

では解説にいきましょう。

①まず自分「フロー体験の8つの構成要素」

没頭する人

ポジティブな無限ループに入るためには、まず自分が好きなことを見つける必要があります。
好きなことには誰しも没頭できます。
なので前述のフロー状態(没頭状態)への入り方を知ることが近道となります。

フロー体験の条件としては、以下の8つの構成要素が挙げられています。

フロー体験の8つの構成要素

1⃣「明確な目的」
何のためにそれをやっているのかという明確な目的があり、かつその目的を実現するための手段や、それをやるとどうなるかという予想も、ある程度ついている

2⃣「集中」
たくさんの物事の中からそのことを選択し、時間やお金などを集中してもいいと思える

3⃣「自意識の低下」
我を忘れた状態になれる

4⃣「時間の歪み」
そのことをしている時は、時間が短く感じられる
時間感覚が、短縮、圧縮される

5⃣「レスポンスの速さ」
ある課題をクリアすると、すぐにその効果を実感できる

6⃣「適切な難易度」
取り組んでいる物事が、難しすぎず、かといって易しすぎない

7⃣「自分で状況をコントロールしている感覚」
自分が取り組んあいる物事の状況を正確に把握し、その物事を自分が望む方向にコントロールできていると感じられる

8⃣「活動自体に価あ値を見出すことができる」
活動の結果としあ得られる報酬が目当てではなく、活動自体に価値を感じて取り組むことができる

これらにプラスして、
9「他者に妨害されない環境」
電話が鳴る、誰あに話しかけられるなど邪魔されることがない
も大切!

(85,86ページ)

これを知っているだけで、好きなこと探しの大きなヒントになりますよね。

もちろん全部大事ですが、方法さえ知っていればコントロールできると感じた「レスポンスの速さ」「適切な難易度」の2つについて、対策を紹介いたします。

①-1.「レスポンスの速さ」のコントロールは「スモールゴール」で

バーベルを持ち上げる女性

すぐにフィードバックがあると、人はフロー状態に入りやすいようです。
(子供がロールプレイングゲームをいつまでもやり続けてしまうのもそれが理由です)
この特徴を利用するのが、スモールゴールになります。

スモールゴールとはその名の通り、小さな目標を指します。
長期的な大きな目標(例えばダイエット)は結果が出るのがだいぶ先なので、イマイチ効果が実感しづらいですよね。
そこで、大きな目標の過程にスモールゴール(小さな目標)を設定し、効果を実感できるようにするのです。
これにより、フローに入ることをコントロールできるようになります。

 例えば、スポーツジムで身体を鍛えるときもそうです。
 (中略)筋肉のつき方の変化を、毎回実感することはできません。けれども持ち上げる回数重さなら、記録をとることで「前回よりも一回多く持ち上げられた」とか「2.5キロ重さをアップすることができた」と実感することができます。

(93,94ページ)

上記の筋トレの例はすごく納得しました!
(マーケティング用語では「ゲーミフィケーション」とも言うそうです)

実は私、仕事や読書などをする際15分タイマーをかけ、タイマーが鳴ったらノートに進捗メモとプチ筋トレ(腕立て10回、スクワット10回)を行うことをひたすら繰り返しております。

この方法は本書を読む前までは、「自分の性に合っているから集中を持続できるんだなぁ」と思っていました。
しかし本書を読んだ今、「進捗メモ」の部分がスモールゴールになっており、知らず知らずのうちにフロー状態をコントロールする試みをしていたということに気づきました。何だか得をした気分です。
(ちなみにこの方法を私は「15分タスク法」と勝手に名付けております)

①-2.「適切な難易度」のコントロールは「2割挑戦」で

窓際で勉強する人

「人は、既知:未知=1:1のときに最も高い学習効果をあげる」
このような研究結果が出ているそうです。

 料理を例にすると、カルボナーラの基本的な作り方は知っているけれども(既知のこと)、家族や友達をうならせるようなおいしいカルボナーラを作るためにはどうすればいいか(未知のこと)を考えるようなときに、人は最も高いパフォーマンスを発揮するということです。

(95ページ)

この例はストンと腹落ちしました。
さらに本書では、仕事のような現実的な場面では8:2の割合を推奨しています。つまり「2割挑戦」です。

私自身、「ここで紹介された2割挑戦を意識し、新鮮な気持ちをキープし続けよう!」と考えるキッカケとなりました。

②次に相手「人脈」

親子の手つなぎ

ポジティブな無限ループに入るためのポイント2つ目は自分以外、つまり相手となる「人脈」です。
人脈と言っても、大切なのは「知っている」ではなく「知られている」ことです。

 人脈とは誰かを知っていることではなく、誰かに知られていることです。それも「あの人は何々が得意で、何々の相談に乗ってくれる」といったところまで伝わっていてこそ、人脈だといえます。

(150ページ)

仕事としての人脈ももちろん大切ですが、日常生活を送っていく上での手の届く周りの人たちへの配慮も同じように大切なことです。
なのでここでは身の回りの方々を大切にするために、明日から使えるマインドセットと、具体的なアクションを紹介します。

②-1.マインドセット「六次の隔たり」

飾られた多くの人の写真

人とのつながりについては「六次の隔たり」という理論があります。

 例えば、イエール大学のスタンレー・ミルグラム教授が実験した「六次の隔たり」という理論があります。
 これは自分の友人(一次の隔たり)の友人(二次の隔たり)のそのまた友人(三次の隔たり)というふうに辿っていくと、平均して六次の隔たりのところで世界中の誰とでもつながることができるというものです。

(122ページ)

SNSが発達してきた今より、「会えない人はほぼいない」ということになります。
また裏を返せば、明日突然思いもよらない人と巡り合い、大きなチャンスを掴む可能性があるとも言えます。

なので常日頃より人を大切にし、いつでも自分の好きなこと、やりたいことで価値提供できる準備をしておきたいと感じました。

②-2.アクション1つ目「プレゼントは先手必勝」

プレゼントを渡す人と受け取る人

「返報性の法則」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
人は何かをしてもらうと、そのお返しをしなくてはいけないと感じる心の動きのことを指します。

だからというわけではないですが、自分のポジティブな無限ループに関わる方々については、待っているだけではなく自分から先にギブしていきたいですね。

特にプレゼントは、先手必勝でさり気なく贈るのがオススメとのことです。

 例えば、当日にプレゼントを渡すと、他の人の贈り物に紛れてしまい、印象が薄まります。そこで、あえてまだ誰からもプレゼントをもらっていない、3日前や4日前に渡してしまうのです。
 すると、サプライズ効果もあり、印象が強くなります。

(136ページ)

上記の内容を受け、私は1月に誕生日を迎える妻のプレゼントをあえて4日前に贈ってみました。
「早っ!!」とは言われましたが、驚いた様子で喜んでくれたのが印象的でした。
(人によっては当日にこそ欲しいという方もいると思いますので、ご留意ください)

②-3.アクション2つ目「ひと言メッセージ」

Thank You!のメッセージ

前述の先手必勝プレゼント。
これにカードや付箋にひと言メッセージを添えると、プレゼントの魅力がさらにグッと上がります。

 例えば、夜遅くまで忙しく働いている同僚たちに栄養ドリンクを差し入れるとしたら、「毎晩残業お疲れさまです。もうあとひとがんばりです。一本どうぞ!」といったメッセージを書いた付箋を栄養ドリンクに貼って、みんなに渡すわけです。
 (中略)何の変哲もない普通の栄養ドリンクが心のこもったプレゼントに変身。もらった側には強烈な印象が残ります。
 栄養ドリンクの値段は、200円ほど。そこにメッセージを添えるだけで、あなたの味方が増えていくのです。

(133ページ)

これには正直脱帽しました。
言われてみたら当たり前なのですが、私自身ここぞという時以外は手書きメッセージを添えることをしていなかったからです。
これからは出し惜しみしないで、付箋ひと言メッセージを実践していきたいと感じました。

③最後は「直感」

雪上スキーのブレードトリックをしている茶色のジャケットを着た人

ポジティブな無限ループに入るためのポイント3つ目は「直感」です。

ここまで自分に対してのフロー体験、自分以外に対しての(本質的な)人脈をご紹介してきました。
どちらも非常に重要なことですが、「結局最後は直感を信じてもよい」ということを本書すべてを読んで感じました。

アメリカのヴァンダービルト大学の研究チームは、論理的に考えた末に行動するときと、直感によって物事を判断するときでは、脳の情報処理プロセスがまったく異なることを突き止めました。

イスラエルの大学の研究では、直感によって下された判断の90%は的中するという結果が出ています。

 つまり、人は意識的、論理的に思考しても無理なことに対して、直感的に判断することで正しい選択ができるのです。たしかに、火傷しそうなくらい熱いものを触ったとき、論理的に「熱いから、手を離さなければ」と考えていることはありません。口で「あちっ」と言ったときには、すでに手はそこから離れているはずです。

(167ページ)

直感は、これまで脳に蓄積された大量のデータベースから引き出されるということを聞いたことがあります。
そしてこのデータベースには顕在的に触れることができないため、潜在意識(つまり直感)によって初めて表に出てくるというものです。

いいアイデアを思いついたとき、直感を信じて行動に移せるかどうかで成功を左右すると著者は言っています。
私自身もその通りだと感じますので、これからも「直感」を信じて行動していきたいと改めて決意しました。
(ちなみに直観力を磨くにはボードゲーム・カードゲームが良いと実験によって証明されているそうです)

【フロー状態をコントロールし、ポジティブな無限ループへ】

夕日に写るシルエットの女性

いかがでしたでしょうか?
ポイントをいくつかご紹介しましたが、大事なのは「自分好き」を見つけることです。
そのためのヒントとなるのが「フロー体験の8つの構成要素」ですね。

フロー状態に入ることを意図的にコントロールできるようになれば、ポジティブな無限ループに入る下地は完成ですので、まずはここを目指しましょう!
(私もコントロールできるように頑張ります)

繰り返しになりますが、フロー状態とは没頭状態のことです。
没頭できるということはすなわち好きなことですよね。

そんな好きなことを仕事にできる最高の状態を手に入れるため、まずはフロー状態をコントロールする手段「スモールゴール」と「2割挑戦」から始めてみてはいかがでしょうか?


この記事の参考文献:
【「好き」を「お金」に変える心理学】
メンタリストDaiGo(PHP研究所)
https://a.r10.to/hUdT2l
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