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突然ですが、あなたの年収はいくらですか?
そして、その年収は上げたいですか?
私は年収を上げたいです!
経済的安定を確保することで、時間的にも社会的にも自由になり、家族や仲間たちと楽しく日々を過ごしたいからです。
そんな欲にまみれた状態ですので、やはり目に留まるものですね。
近所のブックオフで書籍をあさっていると、突然目に飛んできた本のタイトル『年収1億円になるためのノート』。
- 表紙はキャッチーな外国のかわいい男の子
- そして、本の厚みもそれほどないので簡単に読破できそう
- また、読むだけでなくワーク式であること
- さらに価格も比較的安価・・・
気づいたときには既に購入していました。
そんなわけで本日は・・・
『年収1億円になるためのノート』をご紹介します。
【確実に成長していける方法・マインドがわかる本】
購入の経緯はとても安易だし、動機も不純・・・
しかし読み始めてみるとたくさんの気づきと、明日からでも使えるノウハウが書かれており、とても良い内容でした!
この本を読むと、
年収が1億円になるかは置いといて、「確実に成長していける方法・マインド」がわかります。
本書で語られる主張・結論をひと言でいうと、
「失敗を恐れず、地道に行動していくこと」が大事だということです。
- 失敗を恐れない
- 地道に行動
実はそれ、わかっているんですよね!
でも、それをどうやって日々の生活で実現していくか?
具体的な方法とマインドがわからない・・・だからいつも挫折してしまう・・・
心配ご無用です。
この本ではこれら具体的なアクションまで丁寧に教えてくれます。
その中でも、私自身が特に重要だと思ったことを、今回ギュギュっと3つに絞ってお伝えさせていただきます。
【具体的なアクション3つ】
今回私が特に重要だと思った具体的なアクションは以下の3つです。
- ①「どこでもマーケ」
- ②1日を振り返る
- ③まずやってみる
順に解説します。
①「どこでもマーケ」
年収1億円になるための行動の素地となるのは、日々の「思考」と著者は言います。
そして、その思考で大切なのが「マーケティング的発想」です。
ビジネスは突き詰めて考えると「みんなの問題解決」 or 「夢をかなえるサポート」の2つしかなく、
これらを成功させるためには、世の中の人たちの不満・問題の解消のためのリサーチ、つまり「マーケティングの視点」から物事を考えることが必要であるからです。
国内でも、たとえばイチゴ狩りや日帰り温泉で、2980円といった低価格の日帰りバスツアーが人気だそうです。しかし30人でも10万円にしかなりませんから、ガソリン代や、運転手と添乗員の人件費を考えると、採算に合わないのではないかと感じます。
(18,19ページより)
でも、十分利益が出ているのだそうです。からくりは、途中休憩で寄るお土産屋。トイレ休憩と称して立ち寄るのは、契約している土産店やドライブインで、乗客がお土産を買うと、旅行代理店にキックバックが入るようになっているのです。お土産好きの国民性に目をつけた、うまい商売のやり方です。
上記のバスツアーの例は私自身「なるほど!」と思ってしまいました。
このように「どうやって儲けているか?」「いくらくらい儲けているか?」といった問いの視点を習慣化することで、日々の生活の中で自然と思考のトレーニングをすることが可能になります。
これを本書では「どこでもマーケ」と称しており、私自身、この思考を日々の生活に取り入れていこうと思いました。
②1日を振り返る
常に成長を続けるには、理想と現実とのギャップを理解し、そのギャップを埋める作業が必要ですよね。
とてもシンプルですが「1日を振り返り、反省し、明日に活かす」を続けていれば、少しずつでも成長していくことができます。
戦略的に自分を成長させるためには、「常に振り返って考え、次に活かす」というクセを付けることが必要です。
(80,81ページより)
(中略)1日の終わりに今日うまくいったこと、いかなかったことをリストアップする時間を持ちましょう。
うまくいったのはなぜか、逆にうまくいかなかったのはなぜか、次はどうしたらうまくいくのか。「今日のプレゼンは予算についての資料が足りなかったな。今度はちゃんと用意しよう」といった具合に、「振り返り」をすることで次の課題が見えてきます。
上記の文章を読み、私は早速以下の5つをノートに書き出す作業を始めました。
生活スタイルの関係で、私はこの作業を毎朝起床時に「昨日の振り返り」という形で実施しています。
- ①昨日うまくいったこと
- ②うまくいったのはなぜ?
- ③昨日うまくいかなかったこと
- ④うまくいかなかったのはなぜ?
- ⑤次はどうしたらうまくいくか?
5分程度のシンプルな作業ですが、頭が整理され、自分の行動パターンが改善でき、スッキリします。
また、書き出すことで思考が可視化され、書くという行為自体が記憶のフックになり、案外忘れずにその日の行動に活かすことが可能です。
とても簡単な作業ですので、非常にオススメです!
③まずやってみる
「人生やったもの勝ち」
この言葉がこの本の中で一番私の心に刺さりました。
しかしまずはやってみることです。行動しなければ何も起きないのですから。
(118,119ページより)
(中略)ペンネームでもいいのです。人生はやったもの勝ち、一歩を踏み出してみましょう。
「失敗を恐れず、地道に行動していくこと」が本書で語られる主張・結論だと私は捉えました。
そしてその行動をしていく上でのマインドセットが、この「人生やったもの勝ち」という言葉に集約されていると感じます。
ここで、「まずやってみる」の思考を後押しする方法として有効だと感じた3つを補足として紹介します。
③-1. 人生年表
自分が生まれてからこの世を去るまでのライフイベントを書き出していきます。
これを行うことにより、人生の残り時間を意識し、一日一日の時間を大切に有意義に使っていく姿勢を身に着けます。
人生はあっという間ですが、何事かをなそうとすると案外短いものです。65歳になったときに「まずい!」と焦っても遅い。試合が始まってから練習不足を嘆いても遅いのです。
(100ページより)
(中略)すると今までの人生がいかにあっという間に過ぎてしまったか、気づくはずです。そして、これからの時間もきっとあっという間です。同じ一生なら、時間を有意義に使いたいものです。
③-2. リスクを細分化
行動できない理由は失敗が恐いから。
そして、失敗した先のリスクを負いたくないから。
これら漠然としたイメージを細分化して「突き詰めて考える」と、自分が何を怖がっていたのか正体が見えてきます。
本書の太陽光発電投資の例がとても分かりやすかったので、以下に引用します。
太陽光とは、土地にソーラーバネルを設置して、そこで発電した電気を電力会社に売るものです。
(107ページより)
たとえばそこではどんなリスクが考えられるでしょうか。まず「ソーラーパネルの故障」が考えられます。しかしこれは保険で補償されます。次に相手は自然ですから、その年によって日照時間が少ないということもありますが、20年間をならして考えれば、大きな差はありません。ほかにもあるでしょうが、こうやってリスクをひとつひとつ細分化して考えれば、自分が何を怖がっていたのか正体が見えてきます。対策を考えれば「怖さ」は軽減していきます。もちろんその結果、「やっぱりやめよう」という結論でもいいのです。大事なことは「突き詰めて考える」というクセをつけることです。
③-3. 地道に、こつこつ
やはり一瞬でゴールにたどり着く裏技はありません。
天才と呼ばれる人も、裏では地道にこつこつと努力を積み上げることを習慣化しているものです。
一番大事なことは、地道に、こつこつ続けること、これに尽きます。
(124ページ)
心理学では「ツァイガルニク効果」と呼ばれる現象があります。
人は未完了の状態が気になってしまい、続きをやりたくなるという状態を指します。
私は本書の「地道に、こつこつ」を習慣化するためにもこのツァイガルニク効果を利用し、毎日15分でも着手するようにし始めました。現時点で実践して1週間ほどですが、毎日ストレスなく継続ができています。
この「少し着手する」は効果テキメンですので、是非あなたも実践してみてください!
【補足. 午堂式速読術「知っているところは読み飛ばす」】
補足として、私自身も実施しており、効果を実感している読書についても紹介します。
著者は、読書こそ知的水準を上げるために欠かせない方法であり、本を読む人だけが成長・未来を手にすると語っております。
そして、通常の仕事をこなしながら、1週間に20冊という文献を読み込んでいた時期もあったそうです。
その方法は以下の通りです。
まず1冊目はその分野の入門書を買ってきます。
(74ページより)
(中略)まず、全体像がわかるものを読む。次にやや専門的な本を買ってきます。そこでは1冊目で学習してわかっている部分は読み飛ばし、知らない部分だけを拾っていくのです。
こんな感じでやさしいものから段階を踏んで専門的なものにレベルアップしていけば、20冊はあっという間です。
(中略)
読書というと、全てのページを丹念に読み込むと思ってしまいがちですが、このように「知っているところは読み飛ばす」術を覚えると、読書はかなりスピードアップできます。
言われてみると当たり前に感じますが、私自身これがなかなかできていないので、これから精進していきたいと感じています。
(以前読んだ『遅読家のための読書術』という本には、「日本人は学校教育の結果として熟読の呪縛に囚われており、読み飛ばしに罪悪感を感じやすい」といったことが書いてありました)
【一日一日を大切にし、少しずつコツコツと成長を続ける】
いかがだったでしょうか。
結論としては、一気に年収が上がる夢のような方法はなく、1億円クラスの年収がある人は総じて、
「一日一日を大切にし、少しずつコツコツと成長を続けている」
ということがわかりました。
本書に書いてあること、ひいては今回私が紹介した3つの具体的なアクションを愚直に継続していくことで、日々成長し、結果として年収が上がるということです。
私自身、本書の「人生やったもの勝ち」という言葉に感銘を受けました。
この言葉を胸に、一日一日、地道にコツコツとブログ活動を続けようと、改めて決意が固まるきっかけとなりました。
(ちなみに2024年1月8日に引いた中吉のおみくじにも「地道に頑張る年」といったニュアンスが書いてあったので、年始めとしても幸先の良い読書体験になったとも思えました!)
あなたも是非、まずは1日15分でもいいと思いますので、「地道に、こつこつ」と行動してみませんか?
この記事の参考文献:
「年収一億円になるためのノート」午堂登紀雄(WAVE出版)
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